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>「Waveform meister」で提供するLSI評価向け波形特性自動判定サービス(東芝情報システム株式会社)

製品情報

「新製品情報誌」2023年7月号掲載
資料請求No.1230702301

情報通信機器・ソフト
システム

東芝情報システムが手掛けるAI活用支援サービス

「Waveform meister」で提供するLSI評価向け波形特性自動判定サービス

東芝情報システム株式会社
神奈川県川崎市川崎区日進町1-53

 「Waveform meister」とは、東芝情報システムが開発したAI技術を活用した波形特性判定ツールである。LSIの特性を計測するオシロスコープ等の計測機器とデータ判定を連携させることで、LSIベンダーのLSI評価効率向上による開発期間短縮に貢献する。
 従来、LSI開発の現場ではオシロスコープによる波形チェックなどは目視判定に頼らざるを得ない状況だったが、「Waveform meister」を活用することにより、計測機器から取得したデータの異常の有無をAI技術により自動判定できるようになる。
 これにより、「Waveform meister」を活用することで、目視作業による見落としを回避し、高い品質での評価作業を実現することが可能だ。また短時間で大量データの処理が可能となるので、LSIの評価期間を大幅に短縮させることができる。■仕様書を元に波形判定システムを構築
 同社のサービスは顧客から「製品仕様書」、「テスト仕様書」、「評価サンプル」などを預かり、評価環境を整え、自動判定を実施する。自動判定のための「学習データ」を蓄積し、それらを元に判定モデルが構築される。
 また、LSIテストプログラムを組込むことで、測定しながらリアルタイムに判定することも可能となる。
 その結果を受け、同社から「評価データ」や「評価報告書」が提供されるサービスとなる。■波形パターンから合否を自動判定
 同社のサービスでは、オシロスコープによる波形データからAIが波形の乱れや異常を検知して、自動的に正常や異常の判定をしてくれる。
 例えば、正常波形と同様の波形が検出された場合は、「PASS(合格)」が与えられるのに対し、それとは異なる波形の乱れやノイズ、遅延を検知した場合は「FAIL(不合格)」となり熟練技術者並みの精度で、大量の波形データの評価判定が可能だ。■AI判定による開発期間短縮
 このサービスを利用することで、人に依存しないLSI評価データのジャッジが可能となる。AIであれば、熟練者並みの精度で短時間に大量のデータ処理ができるため、LSI開発期間の短縮が可能となることも、LSIベンダーにとって大きなメリットだ。開発サイクルが早まることで、高まるLSI需要にも対応できる。
 今後のLSI需要の拡大を見込み、企業の競争力を向上させるために、ぜひ活用したいサービスと言えるだろう。

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